道州制のねらいは
ぐんま住民と自治研究所の総会を兼ねた後援会が7日、高崎市総合福祉センターでありました。
講演は、「道州制のねらいとゆくえ」。自治労連の熊谷守明氏が講師。
道州制は、都道府県を廃止して全国を10くらいの道州に再編して住民のくらしにかかわる権限を地方に移譲し、国は外交、軍事、通貨政策に限定するというものです。
なんだか良くなるような印象ですが、講演で指摘されたのは、社会保障にたいする国の責任が放棄され、各道州が財政の範囲で教育や福祉や医療をするというもの。
そもそも推進の旗振りは経団連ですから、都道府県をこえた大規模開発などをやりやすくするのもねらいか。
「地方分権」という言葉に幻想をもたずに見極めたいと思いました。
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