参院選を前に消費税増税が大争点に浮上した。
年収200万円以下の人が1000万人を超えると言われるくらい貧困が拡大し、国民生活が困窮しているのに、菅総理も自民党も、国民の痛みが少しもわかっていない。消費税10%が押しつけられれば、国民生活も日本の景気も取り返しの付かないことになる。
日本の借金は莫大で財政再建は待ったなしだが、大企業は一円も負担せず、零細企業や消費者だけが負担する消費税で国民から搾り取ろうというのは大問題だ。
そもそも、莫大な借金は、歳出面ではムダな大型公共事業の乱発、歳入面では大企業や大資産家減税による大穴が最大の原因ではないか。
そういう点で、今回の消費税増税議論で許せないのは、大企業の法人税の減税とセットで議論されていることだ。
日本経団連が今年4月に出した提言で「消費税を一刻も早く引き上げろ」「法人税を減税しろ」と求めている。民主、自民の消費税増税議論は、財界の言い分丸呑みだ。
貧乏になっている国民に増税、大もうけの大企業に減税などとんでもない。
財界は、日本の法人税40%は高い、国際競争力を強めるために減税しろ、という。しかし大企業は「研究開発費減税」とか「外国税額控除」などの優遇税制で実際の税負担率は30%とヨーロッパと変わらない。企業が負担する社会保険料を含めれば日本の大企業はヨーロッパの8割、7割ていどで軽い方だ。
国際競争力云々というが、莫大な内部留保をかかえ、現時点でも大黒字なのに国際競争力を失っていることこそおかしいのではないか。原因は、大企業の経営者らが、目先の利益ばかり追い求める思考に陥っている点ではないか。
構造改革で、日本の大企業は正社員をどんどんリストラして派遣など非正規の雇用に置き換えた。国民は貧乏になり、大企業は肥え太ったが、日本社会全体の消費が縮小したために、大企業は儲けたお金を国内向けの投資にまわすことができない。海外への投資にどんどん回ってしまい。日本の富が海外に出て行っている。消費税増税、法人税減税は、これをさらに加速させることになるだろう。
若者の過半数が非正規の雇用。大学でても2割、3割がアルバイトなどに甘んじるしかない。そんな国が国際競争力を維持できるだろうか。
派遣労働法を一日も早く抜本改正し、働く人は正社員が当たり前の社会にしなくては、日本の浮上はない。財界の身勝手を押さえ込める政治が求められている。
浜川町の長野猛さん方で、春の蚕がすくすくと育っています。
かつて群馬県は養蚕大国でした。私が生まれ育った佐野地域も桑畑だらけで、ドドメを食べながら帰ったものですが、外国産の繭や生糸の輸入による価格低迷でいまは見る影もなくなりました。
聞けば、旧高崎市の地域で養蚕をしているのは11軒だけとか。かつては春、夏、初秋、晩秋晩々秋と、1年に5回は繰り返した養蚕ですが、そこまでやる人はもういないようです。
春蚕は、一年の中でも最も収量がが期待できるのですが、今年は異例の寒さで、桑の食いがよくないとか。
群馬県は、富岡製糸場などを世界遺産に登録しようとしていますが、肝心の養蚕は風前の灯火のままでいいのか、考えさせられました。
「第9回群馬保育のつどい」が30日に、育英短期大学などを会場に開催されました。西毛地域の共同保育所などでつくる実行委員会が、保育の充実、子育ての輪をひろげようととりくんでいるもので、全体集会では、育英短大の体育館がいっぱいになりました。
オープニングでは、獅子踊りや子供たちの元気な合唱が感動を呼びました。
早稲田大学の増山均さんが「楽しく子育てしませんか――子育ては親育ち・社会づくり」と題して記念講演しました。
子育てを楽しくする視点や、社会づくりの話はとてもためになりました。
バルセロナで半年間出張していたときに、娘と3歳の孫からもらった手紙は、バルセロナの人たちに見せると、娘の日本語の手紙はわからないけれど、字になっていない落書きのような孫の手紙は気持ちが伝わった話は愉快でした。
好天気となった16日の日曜日、高崎市日本共産党講演会が「箕輪城見学と講演のつどい」を開催しました。
「しんぶん赤旗」日曜版に好評連載中の小説「業政駈ける」(著者は『天地人』の火坂雅志氏)を記念してとりくんだもので、午前中の箕輪城見学には54人が、午後の講演にも54人がさんかしました。
箕輪城案内のボランティアをされている「箕輪城を語る会」の岡田会長ら7人が案内を引き受けてくれました。
戦国時代の城として箕輪城がどうつくられ、機能したのか。城主が変遷し、とくに井伊直政によってどう改築されたのか。二の丸、本丸、御前郭、空堀、石垣など、つぶさに見て回りました。
午後の講演は、長野氏宗家52代にあたる長野正弘氏(浜川町)が、箕輪城と長野氏と題して講演。3万の武田氏にたいして3千の箕輪氏が互角にたたかい。9度の侵略(うち大きな戦は4度)をはねのけた、その組織や思想について語りました。
故郷の興味深い歴史に触れた、刺激的な一日でした。
25日に沖縄で、普天間基地の即時閉鎖・返還と県内「移設」に反対する9万人規模の県民大会がありました。
知事はじめ、県内の全市町村長が参加する大集会。島ぐるみの「基地いらぬ」の民意をしめしました。
移設先にささやかれていた徳之島でも島民の6割が参加する大反対集会があったばかり。米軍基地の移設先は、沖縄にも日本のどこにもありません。
この問題を解決する唯一の道が、普天間基地の無条件の返還をアメリカに求めることです。
アメリカの基地を65年も受け入れつづけ、さらにこれからどれだけ維持しつづけるのか。国内に100カ所以上ある基地を1カ所も減らせないのか。
アメリカとの軍事同盟に頼る日本の姿勢を、問い直す機会です。
私は25日昼、スズランデパート前で、沖縄に連帯して宣伝にとりくみました。
自衛隊の吉井弾薬庫でミサイルが誤発射される事故が22日に起きました。日本共産党の群馬県委員会を代表して店橋せつ子参院候補とともに吉井弾薬支処にたいして緊急申し入れをしてきました。
一定の速度や距離に達しなかったから爆発しなかったといいますが、まかり間違えば大惨事です。そもそもミスで発射してしまうとはどういうことか、何の安全対策もしないで点検しているのでしょうか。
1.事故の経過と今後の対策について詳細な説明を地元住民と自治体にすること。とくに住民の申し入れがあれば説明会を開催すること。
2.吉井支処からミサイルを撤去すること。
3.貯蔵弾薬類の詳細と訓練内容を開示すること。
を緊急に申し入れました。自衛隊側は、総務課長が対応しました。
それにしても驚いたのが、申し入れに来た私たちを、断りもなく写真撮影しつづけたこと。いざとなれば住民弾圧の組織に早変わりする昔ながらの軍隊の体質そのものです。