コメ価格の暴落
JA群馬中央会が日本共産党群馬県委員会に暴落するコメの価格への緊急対策を要請にこられました。私も参加しました。
今年のコメは、農家への仮渡し価格が1万円を切る地方も出るなど、深刻な事態です。政府がコメの需要を見誤った上、本来は他用途に回すべき古米を食用に回しているため。急いで需給調整しなくてはいけません。
民主党政府は所得保障に固執していますが、このままでは生産費も補償できない状況です。しかも、日米ＦＴＡなど国境措置は取り払ってしまおうというのですから、ざるで水をすくうようなもので、日本農業を守ることにはなりません。
農家には、農産物の価格暴落が一番痛いんです。生産費を下回った部分を補填する価格補償を農政の基本にするべきです。これに条件のわるい中山間地を所得保障で支える組み合わせが一番現実的ではないでしょうか。