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22日夕方。寺尾町公民館で、ゴミ問題を考える集会が開かれました。40人を超える参加しゃで熱気にあふれました。
私が、上奥平地区の産廃計画について県議会でも取り上げてきた経過や問題点を報告しました。
上奥平に計画されている産廃埋め立て処分場。昭和60年に事前協議が受理されてましたが、地域住民の根強い反対のもと、歴代の吉井町長は県への意見書を提出せず、四半世紀以上凍結状態でした。
それが吉井町が高崎市と合併する直前の2009年5月25日に合併協議でも、町議会でも何の議論もなかった産廃の意見書を町長が独断で提出。建設に向けた手続きが進みはじめました。
あわてた高崎市が、住民の意見を聞く会を開きましたが、参加者の意見は全員反対。県は、事業者に「合意形成へ」の努力を指示しましたが、業者は形ばかりの説明会や資料の全戸配布をしただけでした。
ところが県は、中核都市化にともなって高崎市に産廃許認可権が委譲される直前の2011年3月11日に突然、事前協議を終了させ、事業者の本申請を受理してしまったのです。
地元上奥平、雁行川下流の寺尾地区など住民はこぞって反対なのに産廃ができる。こんなことは許せません。まして上奥平にはすでに高崎市の一般廃棄物埋め立て処分場、産廃処分場3カ所があり、これ以上の設置は、この地域をゴミ捨て場にしてしまうものです。
集会では、反対の世論を強めよう、と話し合いました。
22日の日曜日。倉賀野町のおひさま保育園のホールで
「放射能から子どもを守ろう!高崎の会」の結成総会を兼ねた学習会がありました。
市内の保育園や医療関係者、学校の先生、女性団体のメンバー、生活協同組合の役員などが呼びかけ人になり、開催にこぎつけました。私も当初から企画に加わりました。
県や市の放射能に対する認識や取り組みは後手後手。遅れています。
特に群馬県は、しっかりと測定しないのに「安全宣言」ですから問題です。
集会は、105人の参加で会場はいっぱい。若いお母さんたちが目立ちました。
内部被爆やそれを防ぐにはどうすればいいのか--映画と栄養士さんの報告に真剣に聞き入りました。
今後、学習会や行政への要請などにも取り組むことになりました。