3.11さよなら原発集会大成功
連合系とか市民団体とか共産系とか、バラバラにやらずに一点共闘しようよ―――そんな話し合いから実行委員会がつくられ、実現した「3.11さよなら原発アクション」。大成功しました。高崎市役所前の公園に2500人を超える市民が集いました。
私も党派を超えた地方議員の一人として挨拶させていただきました。短い挨拶の全文を載せますので是非お読みください。
ご紹介いただきました日本共産党県議会議員の伊藤祐司です。
さて、これだけ深刻な大事故を起こしておきながら、しかも、事故の収束も原因解明もまだだというのに、電力会社や政府は原発再稼働を急いでいます。野田首相は「原発の再稼働は政治判断する」と言っています。とんでもないことです。
みなさん。いま首相として政治判断するべきなのは、原子力発電からの撤退ではないでしょうか。
原発の利益に浸りつづけようとする人たちは権力を持っています、お金もあります。マスコミを抱き込んで再び安全神話を流そうとしたり、利権をちらつかせて世論を分断したり、あの手この手で原発政策を押しつけてくるでしょう。彼らを打ち破って原発をなくすには、いつの時代でも、どの国でもそうであるように、圧倒的な国民の世論と団結が必要です。
さきほどあいさつした中村県議は自民党、そして私は共産党です。壇上に並ぶ議員はみんな、党派の垣根を越え、「脱原発」の一点で今日、この集会に参加しました。
みなさん、今こそ脱原発への大きなうねりをつくるチャンスです。原発に反対してきた人も、安全神話に騙されたと悔しい思いをしている人も、これまであまり関心がなかったという人も、原発ゼロを願う人みんなが手を取り、行動を起こしましょう。「政治が変えられるのか」「無理じゃないか」と尻込みしている人の手を引いて、私たちの行進に加わってもらいましょう。「原発をなくせ」「命を守れ」の声を大きく響かせようではありませんか。
この集会が、群馬から「脱原発」をすすめる画期的な一歩となったことを確信し、私たちもみなさんと一緒に頑張りつづけることをお誓いして、地方議員を代表してのあいさつといたします。頑張りましょう。