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2012年8月 8日 (水)

柏崎原発から栄村へ

日本共産党県議団として視察に行ってきました。

まずは柏崎刈羽原発。100万kw超の原発が7基もある世界最大の原発基地です。

敷地の境にたどり着いたらいきなり「撮影禁止」の看板。くやしいので記念写真をとりました。

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東電による解説は敷地に隣接した展示館で。実物の5分の1の模型を前にして。何重にも安全対策をしていることを相変わらず強調していました。

「でも福島は事故っちゃったんだよね」と言ったら「・・・」でした。中越沖地震の際には建屋と変電施設に段差が生じてケーブルが切れ、送油管が破断して火災になりました。液状化で水道管も破損し、化学消防車もなかったから2時間も燃え続けて、あわや重大事故。「対策はとった」というけど後手後手だよね。

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東京ドーム90個分という敷地内を車で回ってくれましたが、写真は禁止。15メートルの津波に耐えられる防潮堤を建設中でしたが、建設費は教えてくれませんでした。

柏崎原発は高崎まで直線距離で120㎞。冬の季節風の時期に事故が起これば2時間で放射性物質が飛んできます。再稼働などさせてはなりません。

翌日は、東北大震災の翌日3.12に震度6強の震災に見舞われた長野県栄村に。5月議会の費用弁償2人分172800円を義援金として島田茂樹村長に手渡しました。

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村長や村の担当者の話では、復興のためのお金も栄村の判断で迅速につかえるようになっていないこと。国も県も「分権」とはいいつつ「利権」を温存しているようです。

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震源付近の山では大規模な土砂崩壊がおこり、V字谷が埋まっていました。






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