八ッ場ダムツアー
「八ッ場の現地を見てみたい」との要望に応えて、日本共産党高崎市後援会のバスツアーが11日に現地を回りました。もちろん私の解説です。雨に煙る紅葉の渓谷もまた格別の趣。さすがに遊歩道の散策はできませんでしたが、鹿飛橋付近で狭隘な渓谷を観察しました。
尾根を切り沢を埋め立てた生活再建地、付け替え鉄道や国道、橋梁の工事、大規模な地すべり跡やいまもおこなわれている対策のようす、移転した第一小学校、国交省の展示がされている八ッ場館、強酸性の草津温泉を中和する工場、沈殿物でいっぱいになっている品木ダム――八ッ場ダムに関連する各地をつぶさに回りました。
参加したみなさんから、「テレビを見ていて地元の人も困っているから完成させた方が、と考えていたが真実が本当によくわかった」「これは中止させることが生活再建のためにも大切だ」「子孫に負の遺産を残してはいけないと思う」などの感想が聞かれました。
せっかく草津まで来たので「大滝の湯」に入浴。栗生楽泉園の重監房跡にも立ち寄りました。
八ッ場館から見える付け替え県道の橋梁工事
鹿飛橋から雨の渓谷をのぞく
コメント