箕輪城と長野氏
好天気となった16日の日曜日、高崎市日本共産党講演会が「箕輪城見学と講演のつどい」を開催しました。
「しんぶん赤旗」日曜版に好評連載中の小説「業政駈ける」(著者は『天地人』の火坂雅志氏)を記念してとりくんだもので、午前中の箕輪城見学には54人が、午後の講演にも54人がさんかしました。
箕輪城案内のボランティアをされている「箕輪城を語る会」の岡田会長ら7人が案内を引き受けてくれました。
戦国時代の城として箕輪城がどうつくられ、機能したのか。城主が変遷し、とくに井伊直政によってどう改築されたのか。二の丸、本丸、御前郭、空堀、石垣など、つぶさに見て回りました。
午後の講演は、長野氏宗家52代にあたる長野正弘氏(浜川町)が、箕輪城と長野氏と題して講演。3万の武田氏にたいして3千の箕輪氏が互角にたたかい。9度の侵略(うち大きな戦は4度)をはねのけた、その組織や思想について語りました。
故郷の興味深い歴史に触れた、刺激的な一日でした。