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2010年6月 2日 (水)

養蚕

浜川町の長野猛さん方で、春の蚕がすくすくと育っています。

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かつて群馬県は養蚕大国でした。私が生まれ育った佐野地域も桑畑だらけで、ドドメを食べながら帰ったものですが、外国産の繭や生糸の輸入による価格低迷でいまは見る影もなくなりました。

聞けば、旧高崎市の地域で養蚕をしているのは11軒だけとか。かつては春、夏、初秋、晩秋晩々秋と、1年に5回は繰り返した養蚕ですが、そこまでやる人はもういないようです。

春蚕は、一年の中でも最も収量がが期待できるのですが、今年は異例の寒さで、桑の食いがよくないとか。

群馬県は、富岡製糸場などを世界遺産に登録しようとしていますが、肝心の養蚕は風前の灯火のままでいいのか、考えさせられました。

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