今年も年越し派遣村
医療生協や労働組合などでつくる実行委員会が毎月おこなっている高崎ハローワーク前相談会。今年最後の相談会が28日にありました。私も相談員として参加しています。
リーマンショック以降の世界不況の中で雇い止めにあい、仕事もお金も住むところもなく放り出される労働者。民間ボランティアの派遣村がとり組まれる中で、厚生労働省も都道府県に対してシェルター機能を整備して対応するよう通達しましたが、群馬県はいまだにそれをやりません。
今年も毎月のように路上生活になってしまった方が相談に来て、そのたびに生活保護などにつなげてきました。
生活保護の急増の原因はハッキリしています。派遣労働の自由化による非正規雇用の増大です。派遣労働者らを昔のように正規の雇用にすれば生活保護は必ず減らせます。
それをやるのが政治ではないでしょうか。来年こそ実現させたい。