放射線副読本の学習会
「放射能から子どもを守ろう!高崎の会」が、放射線副読本の学習会を開催しました。
文部科学省はこれまで、「原子力文化振興財団」という原発推進団体に安全神話をふりまく原発副読本をつくらせ、全国の小中学生らに配布してきましたが、事故後にこれを廃刊に。ところが今度は、同じ団体に「放射線副読本」をつくらせ、全国に配布しています。
この副読本の内容は、事故についてはほとんど触れずに、「放射線は身近にあるもの」などと繰り返す異様ななものです。
こうした副読本にたいして、福島大学の後藤忍準教授らのグループが、しっかりと公平性をもった副読本が必要、と独自の副読本をつくりました。
この後藤先生を迎えた学習会。後藤先生は、原発副読本、放射線副読本が、いかに原発推進の立場に立つ不公平で虚偽に満ちたものであるかを、具体的に明らかにし、「減思力(原子力)に負けずに、しっかりと判断できる力をつけよう」と話しました。
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