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2012年11月 1日 (木)

秋の県議会(9/18~10/19)の報告② 低空飛行・オスプレイ

 米軍機による低空飛行の騒音被害が全国でも突出している群馬県。2009年以降の防衛省への苦情の4分の3を群馬が占めます。

 私は決算総括質問で群馬が突出する理由を具体的に指摘し、低空飛行中止への対応を知事に迫りました。

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 パネルで示しました。群馬県上空に、①自衛隊の訓練空域にもかかわらず米軍が独占的に使用している高高度・低高度訓練空域、②オスプレイの低空飛行訓練ルートとして米軍が存在を認めたブルールート、③C130輸送機などが300㍍以下の低高度で編隊飛行をしている有視界訓練空域――と、100万人を超える県民が暮らす市街地上空に幾重にも飛行訓練空域が設定されていることを指摘。このような空域は全国的にも群馬上空だけです。

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 日本の航空法は300㍍以下の低空飛行を禁じていること、アメリカ本土では市街地上空での飛行訓練自体ができないことにも触れながら、「たとえ日米安保があったとしてもこのような訓練は許されない。知事は“県民の安全と安心”が県政の基本だと述べている。この立場で毅然とした態度で臨むべき」と迫りました。


 大沢知事は「県民に不安を与えるような飛行はあってはならない。米軍機といえども航空法を順守して飛行しなければならない」と答弁しました。

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