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2010年1月26日 (火)

東吾妻町で八ッ場の議論

話は前後しますが、24日に東吾妻町の山村交流センターで共産党主催の八ッ場ダム学習会があり、講師の一人として行ってきました。

この日は、同じ時間帯で前原国交省と水没住民らの意見交換会がありましたが、こちらの学習会にも100人を超える人が参加。なかには生活再建地に住んでいる人や、現地から転居した人など、地元の関係者も幾人か参加されていました。

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私が利水・治水の再検証や地すべりなど災害について、塩川鉄也衆院議員が国会の状況について報告。お願いして来ていただいた八ッ場あしたの会の渡辺事務局長が生活再建問題を中心に報告し、会場のみなさんと議論しました。

大臣との意見交換会の方は、マスコミ報道をみる限り住民代表からの意見は「ダム推進」だけだったようですが、私たちの学習会では、地元関係者からダムなし再建の思案も出されるなど、いろいろな立場の人が、ダムなし生活再建への意見を出し合う、建設的な討論となりました。

八ッ場の地元のみなさん同士で、ダムなし再建の議論が堂々とできるようにならないと、本当の意味で、実現性のある生活再建の方向は出てこないと思います。

今後とも働きかけをつづけてゆきたい。

今日の派遣村

毎月第4火曜に取り組んでいるハローワーク前の相談会。今日も30人ほどの方が相談にみえ、なかでも困難度の高い2人の方について生活保護の申請につなげました。

30代後半の男性は、ホームレス生活が6~7年になるとか。住所がなくてまともな職業にはつけず、ゴミステーションに出される古本などを集め、古本屋に売ってくらしていたとか。

虫歯になっても歯医者に行けないので、歯に針を刺して痛みを止めていたとか・・・なんとすさまじいことでしょう。

生活保護などという制度はほとんど知らず、具体的には派遣村に来て知ったとか。国民の権利とか行政の制度とか、もっと教育の場で教えるようにしないと・・・・。

2010年1月17日 (日)

日本共産党の大会2

日本共産党第25回党大会に行ってきました。

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自民党が政権から退場するもとで、これまで保守系といわれてきた様々な団体が、自民党の重しがとれて政党を政策中心にみはじめ、日本共産党と響きあう状況があちこちで生まれている――そんな発言があいつぎました。

実際、農協全国中央会の専務理事が来賓でみえて「今回の日本共産党の大会議案には、再生産が可能な価格保障と所得保障、国境措置の維持強化とともに日本農業に甚大な影響を及ぼす日米FTAに反対し、各国の食料主権を保障する貿易ルールの確立をはかってゆくことが掲げられており、こうした方向は、我々のめざす方向と全く同じ、たいへん心強い限りであります」という茂木会長のメッセージを披露しました。

経済同友会の終身幹事の品川正治さんも見えて、「反共の壁がハッキリ崩れていこうとしている」と激励してくれました。

大いに自信をもって、たくさんの市民のみなさんと対話をしてゆきたいと思っています。

2010年1月12日 (火)

日本共産党の党大会

新年になって12日目にやっと更新します。

あけましておめでとうございます。

さて、唐突ですが、日本共産党は中央委員会、都道府県委員会、地区委員会、支部というぐあいに組織をつくっています。

都道府県以下の組織はそれぞれ年に一回、総会にあたる会議を開き、全国は3年に一度くらいのペースで全国大会を開き、活動方針などを決めます。

その全国大会が13日~16日の予定で開かれます。(他の党の大会は1日で終わり、というのが多いようですが、共産党はいろいろと議論をつくすので何日かかかります。)

その全国大会に出席する代議員を選出するための群馬県の共産党の会議が9日に開かれました。(写真)私も代議員の一人に選ばれました。

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昨年の総選挙で政権が交代し、新しい局面になっています。日本共産党は、国民が望む改革には賛成協力。やってはならないことはキッパリ反対。問題点を指摘する。建設的な野党としての立場を表明していますが、その内容が具体的に議論されるでしょう。

私も八ッ場ダムの問題や、貧困と雇用の問題、農業の再生などで発言してきたいと想います。

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