遅ればせながら6月議会報告 ③ 違法な雇い止め
群馬県の誘致企業第一号の沖電気工業の子会社、(株)沖データ(高崎市双葉町)での派遣労働者の違法な雇い止め問題を産経常任委員会でとりあげました。
派遣労働者のTさんは、8年以上にわたって沖データに勤め、開発プロジェクトのマネージメント業務をまかされるなど正社員同様に働いてきました。こうした働かせ方は3年以上あれば直接雇用する義務が会社に生じます。
ところが昨年9月、突然雇い止めに。Tさんは県労働局に派遣法違反を申告し、労働局もこれを認めて沖データにたいして「直接雇用」を推奨しました。しかし沖データはこれを拒否しつづけています。
私は「安い賃金にもめげずに頑張り、会社にも貢献した労働者をさっさと雇い止めにする――企業の社会的責任にてらしても、これだけはっきりした違法行為が正せないようでは県民の雇用は守れない。県としても対処してほしい」と求めました。
産業経済部長は「労働局とも連携して対応したい」と約束しました。
コメント